スリランカ産ドワーフスネークヘッド
繁殖への道
(vol.5 孵化後6〜10日編)
【channa gachua “Sri Lanka”hatching】




⇒6日目、 かなり、外見が魚らしくなってきました。
目は黒くはっきりと確認できるようになりました。
鰭も親と同じものが確認できます。
遊泳性も上がってきて泳ぎまわっていますが
まだ塊となって一号(♂)のそばを離れません。
というか親が離れる事をないように気を配っています。
⇒ 全長は1cmになり、白色半透明だった体色は
うっすら黄色がかってきました。
水槽が暗いうちは自由に泳がせているようですが
蛍光灯がつくと自然にまた、強制的に水槽右奥へ
収容されていきます。
セパレーターを取り払った為、
左半分へも行き来ができるようになり
たまに稚魚を連れて後ろ側にたむろしています。
稚魚は私やカメラのレンズ、物音に
動じる様子がまだありません。
⇒8日目、遊泳性が更にましてきました。
流れに逆らって泳ぐ様子です。
鼻の先から体の後方下部へかけて黒いラインが目立ってきました。
ドワーフらしい体色をあらわし始めるのは
いつ頃からになるんでしょうね。
⇒生ブラインを食べる様子です。
群れの中にブラインを吹きかけてやると
ヘタクソながら食べているのですが
自分から探して餌を捕りにいく、
という風ではまだありません。
これまで食べた餌は他に、
冷凍ブライン、キャットの親の食べこぼし
が有りますが、両者とも沈下が早く
まだ効率的には食べられていないような 印象です。
⇒親のように優雅に泳ぐには程遠く、
胸鰭を必死に動かして水中を進んでいます。
可愛いです。(^_^;)
⇒7日目、 親魚はこの頃になるとめいいっぱい
餌をほおばるようになりました。
近いうちにもう一度くらいは繁殖するだろうと
餌は週に1日抜く以外はがっつり食わせています。
⇒10日目、配合飼料のベビーフードに餌付きました♪
とても粒が小さくなかなか沈下しない為
食べ易そうです。
親魚も食べていました。(笑)
とりあえず一安心です。あとはブラインなどと
日替わりくらいで今の時期の餌事情を
乗り越えようと思っています。
⇒ 泳ぎは遠めに見れば小型成魚のように
上手になってきました。
また、音にも反応するようになり、
大きな音にビックリして逃げていく姿が確認できます。
底床や水面付近に漂っている個体はいなくなり
群れも少し密度が低くなってきました。
単独で親魚にくっついている甘えん坊が居たりして
これまた愛らしいんです。ハイ。(笑)
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