コウタイ
コウタイ
20cm超になったコウタイ

【Channa asiatica】
コウタイ、英名がキャリコスネークヘッド(calico snakehead)。
“キャリコ”は斑、とか更紗模様と訳されるようです。
自然分布は中国、台湾。腹鰭を欠くスネークヘッドで自然下では30cmほどに成長する。
現地では食用、薬用に用いられているそうで、なんでも血行が良くなるらしいですが…。

2002年7月27日より飼育開始。

このヤマメみたいな体色に銀色のスポット、、
これに惚れて購入した2匹目のスネークヘッドです。
“キャリコスネークヘッド”の名前で売られていたので、
コウタイのことなのか分からずに調べに帰ったんですよね。
4cmほどの幼魚で特徴的な縞々模様もまだ無く、尾鰭に眼状斑がくっきり出ていました。
好奇心旺盛で労無く人工飼料にも餌付いてくれて何でも食べる大食漢です。

コウタイの成長速度はやたら早いもので、
購入当初、落ち着くまで写真は撮らずにいたらあっという間にでかくなってしまって
幼魚期の写真を撮り損ねてしまったのが悔やまれます…。

写真が少ないのは激しい餌くれダンスのせいでブレて上手く撮れないからなんです。(汗)


1月5日〜コウタイ引越〜

コウタイが10数cmになり30cm規格の水槽では窮屈に感じ始めたので正月セールを利用して新居を購入した。51×26×30の水槽に外掛のでかいのがついて2480円。これはよい。(^_^)  ちなみに外掛単体で2480円なので言わば水槽がおまけになっていた感じである。もう一つ買っておけばよかったかな・・。ライトも18W一灯式を980円で購入。在庫過多になっているようなやつだった。でもってパルックCOOLを安売りで購入。 焼赤玉を追加して慎重に水あわせをして完了。面倒だった〜。

2日後、買い忘れていたバックスクリーンを貼ると、コウタイがスクリーンに映った自分を威嚇していた。体を白く、顔を黒くして顎に力をためているようなポーズで怒っていた。この間まで鏡を見せると逃げていってたのでようやくSHの自覚(?)が出てきたのかな。

2月10日〜コケ〜

SH水槽であるが、ドワーフよりコウタイの方が濾過容量も大きく水槽に対する光量もコウタイの方が少ないのにコウタイ水槽はコケがかなり目立つようになりました。(^_^;)
両者の違いは植えてる水草(だと思う)。ドワーフの方は成長の早い有茎草がメインでコウタイの方はロゼット型のみである。
有茎草ってかなり光を吸収してるんだなぁ、と実感するこの頃です。(とか何とか言いながらコケとりはサボる・・(爆))

ところで先日気付いたのですが、コウタイが先輩SHのドワーフの長さを抜かしました。コウタイの成長が早いのか、ドワーフが成長しないのか、、(成長ストップ?)。
依然太さでは勝るドワーフです。

4月5日〜コウタイ水槽〜

   

有茎草を足したら見事、コケが出なくなりました。
テネルス草原までもう少し? 大分繁茂してきました。(^.^)
調子がいいと気泡も出すように。。底で暴れることのない種だから可能なのかな。今度はグロッソにも挑戦してみようかな。

10月21日〜間一髪!〜

ここ1ヶ月くらいでしょうかね。コウタイが急に臆病になりまして。
近づくと逃げるんですよ。(^_^;)
ちょっと前まで激しい餌クレを見せていたのに…。
水槽の上のほうに人気を感じれば大暴れ…。
魚って水面より上の動きに対してほんとに神経質なんですね。

元々落ち着かせるためにマツモを大量に浮遊させていたので
反って隠れることをおぼえたのかと思い、人馴れさせる為の荒療治?
マツモを減らして浮遊をやめ、強引に底床に挿し込みました。

その2日後、帰宅してくると、、何か変。。
あれ?外掛式フィルターの蓋が吹っ飛んでる。(-_-;)
まさかと思い水槽を見れば、空…。

周りを見ると…、居ました。水槽脇のプラケに黒い物体がうねうね。
幸い、飛び出しからまだそんなに時間が経っていなかったのか、水槽に戻すと 平気な顔で空気呼吸。。
前回の水換えの際、フィルター清掃をしてからゴムでの固定を怠ったのが失敗でした。猛省。(^_^;)

11月3日〜落ち着けよー〜

飛び出し以来、臆病治療のための方針を荒療治から変更しました。
マツモをまた少し増やしてやって、新しいシェルター(流木)を二つ、
エキノドルス・テネルスは引っこ抜いてテネルスよりも葉が大きく落ち着けそうなクリプトを植えました。

流木は気に入ったようで底床を少し掘り隠れやすくアレンジしたようです。(^_^;)
以前は餌くれダンスが激しすぎて写真が撮れなかったのに、最近では隠れられすぎて撮れません…。
私が近づきすぎると逃げてしまうし、更にはカメラが怖いようで。。

やっと撮れたのがこんなボケ写真…。
水槽を地べたに置かれて上から見られるのが怖いんだろうか。
設置場所変えようにもそんな場所ないしな〜。。困った。(-_-;)


3月25日〜来春〜

冬季を初の無加温で過ごしてきましたが、ようやく水温も上がってきて動きが活発になってきました。
餌食いも良くなってきましたが、まだ以前のように見境なく食らいつく感じではないですね。
臆病の克服の為に、なんとか水槽を置くスペースを確保して床にベタ置きから 台の上へ水槽を移動させました。
効果は、、幾分かマシになったように思います。水槽を覗き込んでも暴れないので…。(^_^;)
それでもまだ隠れて水槽前面に出てこようとしないので、今しばらく様子を見ようと思います。
私が離れていれば何故か餌くれダンスしているんですよね。
近づくと逃げるんですが…。不思議だよ、ホント。
もっと暖かくなって餌の要求量が増えてきたときにまた徐々に慣れていってくれれば良いかな、と思います。

9月10日〜引越し〜

9月に入ってそろそろ涼しくなってきました。
ちょっと前になりますが水槽を変えました。
51×26の水槽から45×30の水槽です。
水量はほぼ同じですが体長に合わせて奥行きを重視する事にしました。
なるべく大きく育って欲しいですよね。45じゃ小さいか・・。
ということで食欲盛んな夏季に少しでも大きくしようと考えた結果 生餌に頼る事にしました。

近くの川で小魚をゲット。多分タモロコですね。
春にも一度メダカサイズのタモロコを採集してきましたが、
成長したなぁ・・、などと感心。

流石本流に住むだけあってよく泳ぐ。
なかなか捕食されませんが、運動になるのでかえって好都合です。(^o^)
何となく待ち伏せが見てみたいのですが、そんなことはせずとにかく相手が疲れるまで追いまわして、
端に追い込んで捕食、といった感じです。
少しは肉厚になってきてくれたかな。。

濾材の変更と生餌の給餌とがあいまって、水がやや白濁してしまったので
急遽、水中フィルターを底面に接続し、ようやく落ち着き始めました。


さらに遊泳スペースのために水草も排除していたのですが水質のためにと、
とりあえずクリプトを植えなおし。
あとはコウタイが砂を掘り返さないように流木も入れて安心させる事に。
どうなるかな〜。

1月11日〜ようやく〜

久々の更新です。
前回の更新の頃に底床を焼赤玉からパワーハウスの特選溶岩砂に変更したのですが
以後もなかなか好調です。
暗い底床にして体色も好みの色に変わりました。
多孔質の砂利に底面+水中フィルターにしていたのですが
予想以上に詰まりが早く、モーターがすぐうるさくなってしまうので
底面を外してテトラのブリラントフィルターのスポンジ二つを
水中フィルターに縦に繋げることにしました。
二つなら汚れが溜まるのもそこまで早くはないかな、という予想なのですが
果たしてどうなるか・・・。

肝心のコウタイですが夏に採集してきた雑魚もなくなりまして
諸々の事情から暫くはコオロギで代用する予定です。
喜んで食っています。(何でもそうですが・・・。(^_^;))
で、ようやく以前の悩みだったコウタイの人間不信(?)が治ってきました。
餌くれらしきものもたまに見せるようになり、
私が近づいてもパニックになって逃げ回るような事がなくなりました。
とりあえず、これで一安心。(^o^)

現在の大きさ4cm→22cm
水槽51×26⇒45×30⇒60×30
フィルター水中モーターをスポンジ二つに接続、出水側にもスポンジ接続
照明インバーター27w+13w
底床ADAアクアグラベル
水温26℃
水質中性
病歴なし
CO2発酵式→無し
肥料イニシャルスティック、メネデール
水草ミクロソリウム、ウィステリア、ウキクサ
コオロギ、牛ハツ、カーニバル、キャット、クリル、乾燥赤虫、
活きエビ(ミナミとスジとビー)、アカヒレ、めだか、小赤、タモロコ等の小魚、ヨーロッパイエコオロギ