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多くのドワーフがこの地域バリエーションのようです。 
背びれにオレンジの縁取りが出ず、鰭の青みの強さが特徴といえば特徴か。 
ドワーフの中では地味な印象ですね。 
ちなみにこの個体はメス。 
2002年4月30日より飼育開始 
地味+ほんの少し派手が大好きな私が初めて飼ったスネークヘッドです。 
その頃は生体の導入にかなり慎重だったもので、ドワーフスネークヘッドが欲しくなってから 
雑誌のバックナンバーを探しまくり、ネットでも勉強をよくしていましたね。 
雑誌で見たドワーフスネークヘッドの透き通るような青いヒレと朱色のエッジに心を惹き付けられました。 
購入したのは尾鰭以外には朱色エッジの入っていない個体。  
とにかく元気なやつを…、と。エッジについては大人になれば出てくるだろ、と思っていました。
 
アジアの広範囲に生息するドワーフスネークヘッド、まだスチュアートスネークヘッドとの区別もつかなかったので 
そのカラーバリエーションの豊富さについては意識するところは無かったのですが。 
結局背びれの朱色エッジは出ないタイプのようで。。 
微妙に尾鰭近くの背びれエッジはやや朱色がかっているようなので、まだすこ〜しだけ期待を持って。
 
   
  2002年5月 購入したての頃の写真 
  
 
1月9日〜ドワーフスネークヘッド水槽を焼赤玉に変更〜
        焼赤玉を半額で売っていたので(4Lで498円)ドワーフスネークヘッド水槽も大磯から変更した。 
気になるのはクリプト、、。コウタイの水槽から焼赤玉をとってクリプトの回りに撒いたにしろバクテリアは激減している上にPH、硬度の高い大磯から低い焼赤玉に急に変わったのでもしかしたら溶けるかも・・。それにアップルスネールも溶けるかも・・(調子悪そう)。 
 
ついでに余っていた外掛フィルターを追加、2機並べて、自作スポンジは撤去した。外掛けは、投げ込みの安い方が吸い込み口が少なくてすぐに目詰まりしてしまうから少し変更した。必要があれば濾過槽内にエアレーションする予定。
  
        
体色も少し変わったかな??
  
 
  
2月28日〜ドワーフスネークヘッドのこの頃〜
  
最近背びれにシミが出来てきた。体色によって目立ったり目立たなかったりするようだが、もう大人になったのかな。
  
  
 
それより気になるのは目の白濁である。 
かなり長期的に続いている症状でフィルターも増やしたし、その内よくなるだろうと思っていたのだが一向にそんな気配がない。 
水質がコウタイが弱酸性であるのに対しドワーフの方は酸性を示した。焼赤玉の導入当初はかなり酸性に落ち込むというがこれがそうなのか、まさか亜硝酸濃度等が高くなっているのか判断に困る。 
ウチのドワーフスネークヘッドは食べる時に沢山エラから餌をこぼして水を汚すが、ドワーフって食べるの下手なのかな。ウチのだけ?
  
 
  
5月28日〜病気?水泡〜
 
 
 
ドワーフスネークヘッドの胸鰭のつけ根に2mm程の水泡のようなものが出来ました。 
ここ何日か餌食いが悪くなっていまして。。去年の今ごろも拒食をしていたような気がするので「ま〜、暫く餌抜きするか〜」と思っていたんですが、よく観察したらこんなものが・・。 
拒食の原因かな。 
水換えをサボっていたわけでもなかったのですが、とりあえず2日連続で少量ずつ水換えをしました。薬浴するにも正体がわからないので、、いったん様子見。 
スレ傷から膿んだのかな。。部位が部位だけに鰓への転移とかがあったら怖いので早急に治したいところだけど。。 
 
  
5月29日〜薬浴〜
 
とりあえず薬浴開始。水槽水を半分と新水を半分。何の薬がいいのか分からないのでエルバージュを規定量の半分の濃度で使った。 
だんだんとシミが増えてきたかも…。 
それにしてもウチのドワーフ、悩ますことが多いな〜。 
 
 
  
6月4日〜病状〜
ドワーフスネークヘッドの病状、相変わらずである。 
ネットで“水泡”でなく“瘤”で検索。するとどうもエロモナスの可能性があるようだ。穴空き病の前兆(?)で瘤ができる事があるようで。。 
薬浴はエロモナス用の薬を使用していたので引き続き同じ薬で薬浴を継続。塩も少々加え、水温を30℃に上げた。 
食欲減退、食うもの食わなきゃ治らんだろうと思ったのですが、キャットは鰓からボコボコこぼして殆ど食べられていないようなので、今まで全く口にしなかったハツをキャット大にして与えた。意外にも食べたので暫くはハツで行こう。 
あんまり症状に変化が無いと悪い事を考えてしまいますね。(^_^;) 
早く治れ〜!! 
 
  
6月11日〜シミ〜
  
発症から2週間が経過。瘤の具合は相変わらずで食欲も回復していない。 
切除を試みたものの、やたら逃げるので一旦諦めた。症状の回復を観察しながら再検討するつもりである。
 
ところで、薬浴をしていたらヒレのシミが消えた。上の写真と比べると一目瞭然である。 
ただの体調の問題なのかもしれないが、もしかしたらエロモナス症などの内出血があったのかもしれない。でもシミはかなり前からあったので信憑性は?ではあるが。。(^_^;) 
いずれにしても症状自体が快方へ向かわず、てこずっています。(汗) 
最悪の事にならないといいけど…。  
 
  
10月30日〜底床変更→快方〜
上記の薬浴後、一時はシミも消えキレイになったものの  
本水槽に戻したところまた数日でシミも目の白濁も再発してしまいまして…。 ただし食欲は旺盛になっていたのでしばらく様子を見ていました。 
 
で、思い切って底床を変更。 
焼赤玉土からADAブライトサンドにしました。 
大磯砂でもって弱アルカリ性にしようかとも思ったのですが 
とりあえずは中性付近で変化を待ってみようかと。。 
ブライトというだけあってかなり明るい底床なので 
大き目の砂利を撒いて色飛びを抑えてみました。 
川っぽい雰囲気に?? 
  
 
変更から2週間くらい経ちまして、、経過はというと、かなり良好。(^.^) 
目の白濁も殆どおさまり、シミも消えました。 
最初の大磯の時から変更しなければ良かったんでしょうね。。 
後は水泡か…。 
 
  
 
記念にどアップ写真♪
 
  
 
  
4月2日〜威嚇〜
先日、藍藻べったりを餌金に食ってもらいました。 
うどんでも食べるようにずるずる食ってくれるのでかなり爽快でした。  
小赤も数を入れるとドワーフはこれらを襲わずに隠れるようになりました。
 ドワーフは気が荒いといいますが、神経質の裏返しなのかもしれませんね。 
藍藻の細かいのがちらほら残っているのですが、後は水槽のバランスを整えるなどして撲滅させたいと思います。
 
          
     
 
単独飼育のドワーフスネークヘッドをたまには気を引き締めさせようと(訳:飼い主の遊びに付き合ってもらおうと…) 
水槽に鏡をあてがって威嚇シーンを眺めました。結構良い威嚇、持ってるじゃないの。(^_^)
 まるでベタですね。(笑)
 
  
 9月10日〜引越し〜
 
30cmキューブで2年以上飼育を続けてきたのですが  
先々月から管理の都合で60cm水槽を半分に区切って飼育をしていました。 
反対側には掃除屋、バジス・ブルマニクスを入れて微生物の除去に力を入れていたのですが 
ウチの掃除屋は忙しいもんで(爆)他の水槽へ働きに出かけてもらいました。 
と、水槽の半分がカラッポに。
 ってことでセパレーターを外してみました。(実はこれ、錆び始めてまして気付いてホッとしました(^_^;)) 
今まで長い事、せまい水槽で我慢させていたので悠々泳ぐ姿をようやく見られるな、としばし観察。 
が、狭い水槽で慣れてしまっていてセパを外してもなかなか逆側に行こうとしません。 
そんな健気な?ドワーフを見てちょっと申し訳ない気分に…。
 
  
 
そこで生餌登場。
 これでドワーフも水槽中を追いかけますが、川の本流でブイブイ言わせていたタモロコ 
を止水出身のドワーフは捕まえられません。(^_^;) 
暫くして諦めて私に餌を求めてきました。(笑) 
翌日水槽を見るとタモロコは居なくなってドワーフの腹が膨らんでいたので
暗いうちに襲ったようです。 
15cmに満たないくらいのウチのなまったドワーフにとって
 60cm水槽だと生餌は捕りづらいようですが、ちょっと鍛えないといけませんね。
 ガンバレ!ドワーフ!!
  
2005年6月15日永眠 
久々に買ってきた好物のコオロギをやろうと思って水槽を覗くと 
ドワーフがひっくり返って沈んでいました…。 
あまりに突然でしばし呆然としていましたが 
やがて網で掬い小さな墓を作り、餌と共に埋葬しました。 
このインド産ドワーフは私が初めて飼育した憧れのドワーフスネークヘッドでした。 
我が家に来て3年強、当時のサイズからすると4年ほどの生涯だったのでしょうか。 
若魚のうちから私の飼育ミスから病気をさせたりしていたので 
或いは寿命を縮ませることになっていたかもしれません。 
SH飼育に慣れない私に飼われて病気もしながらも 
長年付き合ってくれたことに深い感謝をしています。 
SH達を飼わせてもらっているという気持ちを、 
いつか繁殖を成功させることによって 
ほんの少しでも恩返しが出来ればな、と思っていました。 
本種では叶える事は出来ませんでしたが、 
なんとか頑張って待っていてくれたのかな、と思えてしまいます。
 
ドワーフは目の白濁が収まりつつある中であり、 
餌食いはバツグン、餌に向かって勢い余って蓋に頭をぶつける事が 
最後まであったものですから、フェイントで後方から餌を投入したりしていました。 
死因は恥ずかしながら不明です。外見には何も変化はなく、 
強いて言うなら昔から鰭に水泡が出来ていましたので、 
なにか長年にわたる内部疾患のようなものがあったのかもしれません。 
ここ半年ほどは色味も、若魚のときのような鮮やかさは 
失われてきていて、もう歳なのかなと思い込んだりもしていましたが…。
 
せめて最後にコオロギ食べさせてやりたかったな…。 
 
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