スリランカ産ドワーフスネークヘッド
繁殖への道
(vol.3 孵化編)
【channa gachua “Sri Lanka”】
遂に!!孵化しました!!(^o^)  
ということでその前後詳細を動画を中心にして紹介してみます。
⇒孵化までもう間もないときの1号(♂)の様子。
それまでひっそり隠れるようにして
流木の陰にじっとしていたのだが
俄かに動きがせわしなくなってきました。
⇒顎はますます膨らんできて
今にもこぼれるのではないかというほど。
⇒空気呼吸の頻度がとても高くなります。
連続で4〜5回行う事もしばしばですが
その呼吸法はとても気遣いの感じられるもので
口の中の卵をこぼさないように
慎重に行われているように見えました。
⇒口内保護の様子を下から映したもので
鰓の動きが激しくなっているのが分かります。
⇒で、これが待望の赤ちゃん!!
孵化後、間もない稚魚です。
色は白色、半透明でヨークサックをつけたまま
尾鰭をさかんに振って動いています。
⇒ぎこちなく泳いでいますが
ヨークサック部分が若干粘着質なのか、
埃がついてなかなか取れません。
埃がつくとまともに泳げないようで
浮く埃が付こうものなら稚魚は沈む事もままならぬ様子です。
ちなみに空気呼吸は確認できませんでした。
⇒全長約2〜3mm。
こんなに小さいとは思いませんでした。
頑張ってでかくなれよ〜!!
⇒ これは2号(♀)です。
1号が卵を口内保護している間は
割とマイペースに餌を貰いに来たりしていたのですが
(エネルギーの回復?次の産卵に備えて?)
今度は2号が顎を膨らませ始めました。
現在の1号の顎の膨らみに比べるとまだ小さいですが
口内保護初期段階くらいの膨らみはあります。
⇒2号をよく見ていると孵化して1号の口から飛び出した
稚魚を丹念に探して口に含み、保護しています。
ついこの間まで子供だったくせに、
もう親としての愛情を持っているのか〜、と感動を覚えました。

こうなると2号も今までのように“のほほん”とは
していなくて隠れがちになってきました。
それでも目は色々なところを探しているようで
体を横向きにして底床を覗き込んだり、
小さくて動くものに過敏に反応しているようでした。
孵化した稚魚を全て2号が保護するのかどうなのかは、
未だ1号から一部の卵しか孵化していないので分かりませんが
続けて観察したいと思います。。