スリランカ産ドワーフスネークヘッド
繁殖への道
(vol.10 2度目の繁殖編)
【channa gachua “Sri Lanka”】

前回のvol.9で抱接行動を確認しましたが繁殖自体は失敗、
翌日、翌々日にまた行われるかと観察していたのですが、
更にその翌日に2度目の繁殖を致しました。(観察は出来ませんでした)(^_^;)
落ち着けるようになるべく部屋では静かにしているのですがねぇ…。
1度目の稚魚の誕生日が2/18で2度目が5/4ですので約2ヵ月半の期間が開きました。


良い発色してる…♪
と親バカは置いといて…。(笑)

ええと、実は前回の抱接行動以前に雄が口に何か咥えて餌も捕らず
ということを確認していて、繁殖したと思っていたものの、
結局数日後には何も無かったようになっていたので
そのときの繁殖(?)は私の勘違いか繁殖の失敗かどちらかかな、
と 考えていました。

繁殖の失敗だったかも知れぬと一応今回は警戒してまして
口内保護中に少しずつの足し水を行いました。
バクテリアも立ち上げ間近のその頃から時間が経っていますが
まだバクテリアの充分な繁殖が出来ているか微妙だったので。

⇒今回は稚魚との隔離中につき45cm水槽という
せまい場所での繁殖となりましたが
この水槽では厳しいかなと思いながらも
必要以上にアクセサリー類を増やさずに
一応少しのスペースを左奥に繁殖用に作っておきました。
前回の抱接行動はその左奥だったのですが
その後、左手前に置いていた投げ込みフィルターの撤去に伴い、
左手前の砂を掘り、くぼみを作り始めました。
繁殖は恐らく手前で行われた模様で、
雄はここで卵を咥えて身を隠しています。
⇒繁殖確認から3日後、
雌も顎を膨らませていたので、孵化したのだと
分かりました。丁度くぼみに稚魚が沈んでいるので
写真はまだ撮れません。

それより、換水によって稚魚の上に砂が土砂崩れのようになると
マズイので遊泳するまで換水は控えることにします。

カムルチーの繁殖では1繁殖期のなかで2度目以降の産卵は
初回の繁殖による産卵数の半数に近くなるようでありますが
カムルチーの平均的な産卵間隔が16日だということを考えれば
今回のドワーフの産卵間隔からするともしかしたら、
そんなに産卵数は減らないかも知れないな・・などと想像をしております。