外掛けフィルターでアクアテラリウム
陸地部分にどう配水するかがアクアテラリウムの
一つの悩みどころだと思うのですが
外部フィルター、水中フィルターなどの揚水を使わずに
外掛けフィルターを用いて実現してみました。
とてもシンプルなレイアウトでアクアテラ完成!
とはあまり大声で言えませんが(笑)

気分転換がてら、アクアリウムにちょっと遊びを
(水上葉のモスが見たい!など)加えてみよう、という程度ですね。(^_^;)

1、陸は流木表面にウィローモスを乗せたもの、
また、穴あき流木に砂利を詰めセキショウを植えて
好みのレイアウトにセッティング。
2、陸上部分への配水は適当な長さに切ったエアーチューブを使います。
3、フィルターの蓋を開けておいて、チューブを用意。
4、チューブを水中に沈めてチューブ内に水を通します。
水が入ったら、そのまま水中でチューブの切り口の片方を親指で抑えて
水上に持ち上げてもチューブ内の水が逃げないようにします。
5、チューブに水が入った状態で、親指で抑えたまま水上に持ち上げ、
反対側の切り口を外掛けフィルター内の水中に入れます。
(濾材の中に埋め込んで固定すると都合よいです)
6、親指を離し、チューブの出口をフィルター内水面より下にすると
水がチューブを通るようになります。

単純にサイフォンの原理を用いただけなので、揚水は出来ませんが
フィルター稼動後、水槽内の水面を下げる事で
ある程度は(5cmほど)陸地部分の高さを得る事が出来ます。

直接にフィルターの出水をそのまま配水に使うと勢いが強すぎて
モスの活着に不向きである上に、陸部分の場所の自由が
なくなってしまうためこのようにしてみました。
チューブは作りたい水流の強さに合わせて内径を選び、
今回はポタポタこぼれる感じが良かったので
内径の小さなもの、かつ目立たないように
バックスクリーンの黒と同色にしました。

今回は水上部分にウィローモスとセキショウを使いました。
余談ですがこのセキショウ、実は“ドワーフアコルス”
として水草として売られていたので
そのつもりで買ってきたのですが、調べてみると、
どうやら水草(沈水性の植物)ではないようで、
水辺に繁茂する植物(抽水植物?)だと言う事です。
勿体無いので、今回陸上部分に使うことにしました。(^_^;)

どうでしょうかね。
アクアリウムのレイアウトのおまけに如何でしょうか。(^_^)