さて、前回、前々回と2回にわたる同定を終えたブルームーンギャラクシースネークヘッドですが その後たいした変化も無く、つまりはネタ切れのため更新が伸びてしまいました。 といっても、今回もたいしたネタはございません。(笑)
小個体は写真のように徐々に色が出てきまして、正直ホッと胸をなでおろしているところです。 照明のあたりかたで大分見た目が変わるのですが、本種は特に神経質なようで ストレスを感じると色をすぐ変えてしまうこともその理由のひとつです。 性質については、勿論個体差もあると思うのですが単純な他種との比較での感想です。 人になれにくく、餌付いてはいてもすぐ隠れてしまったり餌を吐いてしまうこと。 他SHでも移動時で袋や容器へ隔離したりすると食べた餌を吐いてしまいますが 本種では水槽内に手を入れたり撮影で照明を増やして明るくする、 といった程度でも吐いてしまうといったケースが見られます。 で、今回も撮影用BOXに入ってもらっての撮影に…水中にゴミが舞っております。(^_^;)
小個体の成長はというとかなり緩やかです。 普通このサイズ(最大長30cmの種で約10cmの個体)だったら成長著しい時期と考えてしまいますが 見た目より歳をくっていたのか、恐らく成長期にあまり餌が捕れなかった個体だったのでは?と推測しています。 ともかく、ストレスを減らして腹一杯食べさせることが目下の課題でしょうね。 早く大きく育ててセパレーターを外したいところです。 今はカーニバルとコオロギを与えていますが、好物のコオロギもブルームーンが流木に隠れたままでは 外に逃げ出してしまいますのであまり十分には与えられず、コオロギ1匹を与えた後カーニバルを数個浮かべておく、 といった給餌になっています。
さて、大個体。 尾ひれが上半分欠損した個体だったわけですが、私の希望的観測も空しく新たに生える気配がありません。 業を煮やして再度カット、もう一度再生するか試してみることにしました。 左がカット直後、右が20日後です。あまり変化無いですね…。暫く様子を見てみようと思います。 せっかく綺麗な個体、完体が見たいものですから…。
いやしかし、この2個体間の特徴が異なりますよね。スポットが…。 プラスな妄想では綺麗な大個体がオス、地味目の小個体がメスだったら良いな、、などと思っております。 まぁ、他のSHのそれから考えても性差が見た目(スポットの多少)ではっきり分かる種というのはいないだろうので そう単純には雌雄が当てはまらないでしょうけども。 色彩などが個体差でなく地域差だとしたら、かけあわせるのをためらってしまいますが、 入荷の少ない本種で採集地域がそこまで広いとも思えませんので、、あまり考えないことにします。