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さて、以前からドワーフの次はどの種にチャレンジしようか、、
と考えていたわけなのですが
第3弾(種としては2弾目)の繁殖チャレンジは
ブルームーンギャラクシースネークヘッドとなりました。
水槽は90を用意するつもりが諸事情あって結局、
例の60×45になりました。
一つには個体が高価なのでカップリングのために数匹を
用意することが出来ないのでお見合いからのカップリングを
想定、そうするとあまり広すぎる水槽では混泳別居状態
になるのでは、と懸念した為で。
このくらいのサイズの水槽の方がある程度、喧嘩も含めた
干渉があって良いのでは?と考えました。
ま、大きな問題はやはり置き場所だったんですけどね。(^_^;)
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状態の良い個体を探そうとショップに尋ねてみるも
当たりがなく、たまたま餌を買いに出向いたショップに
ブルームーンが在庫していました。
見つけられた喜びと個体の様子を眺めて
しばらく悩みましたが、尾鰭を半分失った個体が
幾分マシそうだったのでこちらの個体と、
プカプカ浮いてしまってやや危険な雰囲気の個体を
勉強して頂くことになりました。
(有難うございました。m(__)m)
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水槽はマレーシアドワーフの居た水槽でしたが、
水を8割近く新水と交換、濾材も古水で洗って軽くリセットしました。
尾鰭欠損の個体は15cmほどの若魚、
浮いていた個体(←写真の個体)は7cm程でしょうか。
捕食の危険すらあるサイズ差なので予め作成していた
セパレータを設置し、その後慎重に水合わせをしました。
水合わせ直後は緊張の為か小さいほうの個体も
しっかり鰭を立てていたのですが少しすると
やはり鰭を閉じて水面近くに漂っていました。
余計な水流を作らないようにエアレーションを弱め
にしての薬浴を開始。
不安ではありましたが体力がまだ残っていたようで
2日ほどで回復を見せ鼻管にスポイトで乗せた赤虫に
食いついてくれました。
もしかしたらストレスで体力を失っていたのかもしれませんね。
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こちらは大個体が赤虫をスポイトから食べるところです。
種の特徴か個体の性格か、両匹とも非常に臆病で
まともに姿を見せてくれないので餌付けに苦労しそうな予感がします。
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写真は薬浴後の小個体。
流木の陰に隠れ、出て来ようともしません。
とりあえずは環境になじんでもらうためにマツモを多めに入れて安心させます。
赤虫は何とか食べてくれましたが、両個体ともに腹を凹ませているので
これでは栄養的にマズイと、早く配合飼料を食べてもらいたいところですが、
とりあえずは何か与えて体力回復を優先させます。
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一緒に買ってきたイエコオロギを与えるも反応がなく、
ピンセットで鼻先にそ〜っと近づけるとパクっと食べてくれました。
カーニバルを鼻管へ近づけると…当然無視でした。
翌々日、マツモを大分減らし、水面を見やすくしました。
コオロギを浮かべると流木の陰からでも獲物が判別出来たようで、
しきりに警戒しつつもなんとか捕食。
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大個体。まだ痩せて頭でっかちな個体なので
ひょろりと長い印象をより強く持たせますね。
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小さくてもやはりスネークヘッド、やはり気が強いようで
小個体がセパレーター越しに大個体へ威嚇。大個体もそれに応じます。
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しかしその晩には大個体が鰭を閉じ始めました。
その翌日よく観察するとどうやら今度は白点を発症した模様。
導入当初は環境の急変からか、良くあるように思いますが
念のため、鷹の爪での様子見から薬浴に変更。
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未だ薬浴中ですが、いずれ薬浴を終えて水槽に慣れてくれたら
ようやく育成に向けてのスタートが切れそうです。
早く両方とも大きくなってサイズ差が解消されると良いな。
4枚の写真はいずれも大個体。
まだ成熟まで程遠いので性差なんかは分からなそうですが
横顔ではなんとなくメスっぽく見えたり…。
うまいこと雌雄1匹ずつだといいなぁ、と切に願います。
当面の課題は配合飼料への餌付け。
カーニバルでは無理っぽいな、と…。
沈められるキャットを買ってこようかな。
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