マレーシア産ドワーフスネークヘッド
繁殖への道
(vol.4 繁殖 編)
【channa gachua “malaysia”breeding】
飼育開始から2週間も経っていないのですが
早くも最初の繁殖に至ったようです♪
私としては年末年始くらいを目標にしていたのですが
ここまで早いというのはビックリしました。
オスの体調が全快して、
もっとペアらしい行動が見られる様になってからかな、
と思っていましたもので。
繁殖したボスの相手は、
前回の更新で怪しいとしながらも
判断に苦しんだ2号です。
繁殖は恐らく朝方から午前中にかけて行われたようで
今になってみれば前夜には、
なんとなくそんな予兆がなくもありませんでした。
んと、その予兆というかタイミングというか上手く表現できませんが。
水槽消灯後(我が家では9時消灯)、
水槽のライトも部屋の明かりも消え、
数時間するとスネークヘッド達が眠りにつく訳ですが
私が0時過ぎに部屋の明かりをつけると
ゆっくりと寝ぼけながらも目を覚まし始めます。
当水槽は前面以外は覆われていて
この状況では水槽内に少しの明かりが差し込む程度になります。
過去の繁殖も同じように、(真暗でなく)
このくらいの薄明かりの中で寝ぼけながらも
いつもより行動的になり、そののち
繁殖にいたることが多かったので、
少し様子の違うその晩も念のため、
部屋の明かりをつけたまま
自分が眠るまで数時間放置しておきました。
勿論、繁殖にいたるなんて予想は殆ど無く
一応、何となく、点けておいただけですが…。
翌日、餌をやると3匹が一斉に集まってくるも
ボスがいません。鰭をたたみ気味だったので
体調が悪いのか、もしかして飛び出しか?と
心配になり奥を覗くと流木の陰で休んでいます。
これはもしや?と思い注意深く眺めていると
口がモゴモゴ…。卵を咥えているようでした。
初日という事もあってかまだそんなに大変そうではない
(=顎をそこまでモゴモゴさせなくて済む)
ようなのと元々顎が大きめな個体なので
分かりやすい仕草ではありませんでしたが…。
いつ繁殖してもすぐペア以外を隔離できるようにと、
数日前から換水した水を別水槽に移しておいていたので
残りの2匹を即刻、別の45cm水槽へ移動させました。
ちなみにこちらは予想通り、
一番大人しかった4号が元気だった3号をかなり苛めています。
このc2匹の混泳はサイズ的にどうしても厳しいので、
壊れたセパレーターを補修後、隔離する予定です。
繁殖後、ペアの行動はとてもペアらしいものになり、
寄り添って泳ぐ姿や、追尾するように泳ぐ姿、
流木の陰で卵の保護をしているオスを守るように見張るメスの姿など、
とても素敵なシーンです。(画像は全てオスです。)
さて、心配事です。
オスが前回の更新でも申しましたように
完全な体調では無さそうなので、うまく孵るか…と。
スリランカ産ドワーフの3、4回目の繁殖ときに
失敗したのはメスの不調が原因だったと思われるので…。
頑張れ!!新婚さん!