マレーシア産ドワーフスネークヘッド
繁殖への道
(vol.2 比較〜紹介編)
【channa gachua “malaysia”】
個体の比較をしようと一匹ずつプラケに隔離して撮影しました。
比較としたものの撮れた写真ではどうやら比較は難しそうですね。(笑)
ということで、紹介ということにさせて頂きます。(^_^;)
ちなみに撮影したのは我が家の到着した翌日なので
まだ全体に痩せ気味だったのでいずれにしても
比較には不都合だったかもしれません。
まずこの3枚がボス個体。
この個体がもっとも大きいのですが、
特徴がはっきりしていて、下顎の口先が大きく膨らんでいます。
シャクレ気味なのは傷が癒えた後なのかな、と想像しますが
体色に若さも感じませんし、生きてきた証という感じです。
このボス個体の胸鰭もブルーがのっています。
ちなみに残りの2匹には確認できませんので、
成熟した個体でないと(雄でないと?)出なかったりするのかな・・・。
勿論、一番食いが良いです。

続きましてこの2枚が 2匹目、
頭部に噛み傷のある個体で、鰭は痛みが少ないです。

胸鰭にブルーがのっています。
ちなみに今回我が家に来たマレーシア産は大(18cm程度)が3匹と
小(14cm程度)ですが、 この個体は大の方です。
3匹目、傷が一番多い個体です。
大きな個体です。
その他、正直まだ個性もつかめず・・・。
この2個体は水槽の後ろ側にボスや私を避けるように
隠れていますもので、 観察が難しい状況です。
私としてはボスが後ろ側の隠れやすいところに陣取ってくれた方が
餌付けの面からもやりやすかったのですが・・・。
後ろの2匹は餌をやっても前に出たがらないもので・・・。
口先を潰したような怪我のあるこの個体が4匹目。
今現在(撮影から1週間ほど)はこちらは順調に回復しています。
こちらが一番小さな14cm程度の個体です。
たかひろさんのところの画像掲示板で皆さんにご覧頂いたところ、
雌っぽいね、という言葉を頂戴しましたが、
確かに一番それらしい個体ですよね。
飼育開始以前は、
そのサイズ差から拒食に陥るのは必至だと思っていたのですが
意外にも傷一つ無く他魚からの圧迫もうまく避ける、
私の印象としてはお調子者的な・・・。
餌食いもボスに次いで、いやボスと同じくらい量を食べます。
これはボスがもう成長しきって
そこまで多くの餌を撮らない事もあると思うのですが・・・。
繁殖を狙うとしたらボス(雄)とそれに気に入られた雌だと思うので、
雄がほぼ確定している以上、
これが雌だとしたらそのサイズ差(5cm)を埋めるべく
頑張ってもっと大きくなってもらわないと・・・と思っています。
(それともこのサイズ差でもペアリング可能なのか・・・?)
ボス以外の大個体のうち1匹でも雌がいて、
ペアになってくれれば一番なのですが・・・。
動画は小個体をプラケースで撮影中のときのもの。
何となく好奇心で買ってきたての雑魚を入れたところ。
そのうち2匹目を捕食するシーン。