バジス・バジス・ブルマニクス
バジス・バジス・ブルマニクス
【Badis badis burmanicus】

5cmになるミャンマー産のバジス。多分オス。(かな?)地味派手系で好みです。(^_^)
陰に隠れていることが多くてなかなか確認できないです。(汗)
インレー湖産だとすると中性〜弱アルカリ性にしたほうが良いのでしょうけど、、どうなんでしょう。ウチでは大磯の水槽で飼っているので中性付近だと思います。

バジス・ブルマニクスの購入前に気にしていた餌であるが、冷凍赤虫とかしか食べないのかと思っていたら一応、配合飼料テトラ・プランクトン(粒の小さい沈下性)を食べてくれました。ただ、がっついて食べる様子はないので他魚に餌を横取りされて痩せないか心配です。
ブラインをあげたときは珍しく前面、上層、に出てきたのでかなり好物みたい。

バジスは同種でのテリトリー意識が強いようなので、念の為慣れるまでは導入は一匹に止めている。
いずれは…。…ん、無理か。(笑)

購入から3週間くらい(?)経過。

ようやく新たな環境になじんできたようでちらほら水槽の前面にも出てくるようになった。ブルマニクスのお気に入りは逞しくも上部フィルターとライトの隙間から水上葉うぃ展開しだしたAn・バルテリーの葉の中。止水が好きそう。体色も赤味がでてきた。やっぱ美魚だ〜。。
餌も最初のうちはテトラプランクトンを水の入った容器に入れて沈ませてからスポイトで吸ったものや、冷凍赤虫など沈む餌を、バジスの潜んでいそうな所めがけてピュッと放出したりしていたが、 (そうしないと他魚に全て食べられてしまうので、、(^_^;)) この頃は私が近づくと反応する他魚に倣って給餌の時には水面に上ってくるようになった。

餌は他に乾燥赤虫や乾燥ミジンコも食べているが、ブラインと赤虫(冷凍、乾燥)以外の食いは悪い。とはいっても偏りが怖いので配合飼料をもっと好きになってもらわねば。。

自然繁殖をしてくれないかな、という期待のもと、  バジス・ブルマニクス2匹目を導入。

1匹目がどうやらオスっぽいのでメスが欲しかったのであるが雌雄差である成魚のオスの赤味、ヒレの伸長を目当てに探してみるもショップでは色を出してる個体もあまりいないので、販売用水槽の前で40分くらい固まってしまった…。さぞ怪しかったろうな。。(^_^;)
色味の悪い個体を選んでいっても若いオス、弱いオスは色を出していないだろうし、、ううううむ。。結局、勘で1匹色の悪いのを買ってきました。何匹かチョイスすれば確率も上がるだろうけどそれによって喧嘩が絶えないのも困るので目指せ1ペア!
一応、考えてみたのは。。バジスのオスは特に同種のオスに対して荒いらしいので、荒っぽい奴はパス。で、苛められてる奴もパス。
すると、一匹、気が強くて色も出してる明らかなオスを発見。んでもってそいつに追従している個体を見つけた。そのオスに苛められてる様子は全く無いしもしやペア?ということでそのメスっぽい方を購入。


今までの混泳水槽から単独飼育に変更。30cmくらいのプラケースに浅く大磯を敷いて、投げ込み式フィルターを設置。トンネル型のシェルターを好むようなので植木鉢とトンネル型流木を入れた。ちなみにバジス・バジス・バジス(一般的な青いバジス)はトンネルの天井に、スカーレットジェムはウィローモスなどに産卵するそうだ。バジス・ブルマニクスの産卵形態が分からないためウィローモスも念の為入れておいた。

ショップでは餌も十分に貰ってないだろうと思って、二日間はこのプラケでメス(??)一匹だけ、ブラインをたくさん与えた後、オスを移してきた。



環境の変化に戸惑うオスを心配そうにメス(??)が追いかけているこう見ると色の違いもあるように思える。もしやペア成功??

翌日、水槽をのぞいてみると2匹が離れている。。あれ?
シェルターの位置を見やすくいじった後観察を続けると2匹がフィンスプを始めた。。(-_-;) そのときは色身の悪いメス候補も立派な体色に…。まさか…。

その後オスが勝利しオスっぽいメス候補(笑)は水槽の隅へ。。

シェルターは気に入ったようだ。(^_^;)



メス候補。オスにヒレを少しやられている   オス。泳ぎは自在

オスはメス候補をいじめ始め、メス候補はヒレを齧られてしまっている。
オスの方が神経質(隠れがちですぐに反応する)なのに対しメス候補の方はノホホン。。スポイトを近づけると餌を吸いにやってくるぐらいだ。

観察を続けるが、時によって体色が殆ど同じになる等、どうもオス同士っぽい気がする。

でもはっきり言って全然見分ける自信がない。(^_^;)
(メス候補を)オスかもと思うのは体色と、オスからの攻撃を受けている点であるが、体色に関してはカメレオンフィッシュの異名をとるバジスだから確かじゃないかもしれないし、メスも少なからずオスに攻撃されるんじゃないかと思うのでそのあたりに希望を持って成熟させたいと思います。
あ、一匹ずつ分けて飼い込めば体色がはっきりするかな。

束の間の仲良し
とある事情から一時エリスロミクロンの水槽へ2匹とも居候。環境が変わると争う(?)のも一時中断し2匹仲良く泳ぎます。環境に慣れたらきっとまた苛めが起こるようになるのかもしれないですが。



居候から1週間くらい経ったかな。オスのヒレに白いエッジが目立つように。。
当初の予想は外れ、以前のような苛めに至る事はなかった。他魚がいるせいなのかな。。こんな風に接近してても問題ないようだ。ただオスの虫の居所が悪いと…、ではあるが。(^_^;)
お陰でメス候補もいじけることなく餌を食べている。



餌は個体によって好みにバラツキが多い。。ただ慣らされてしまえば大丈夫だともうが。。この前までメス候補の方が好奇心旺盛に色々な餌をパクついていたのが一転、オスの方がその傾向が強くなってきて、左の写真は牛ハツを凄く細かくしたものを大量に食ってお腹をパンパンにしている所である。メスはそこまでは食い続けないという感じです。体は小さいクセに個性があって面白いかも。。(^.^)


スネールイーター、バジス!

ドワーフスネークヘッドが薬浴している間のバクテリア維持とドワーフ水槽にうじゃうじゃ繁殖している微生物駆除のため、バジス・ブルマニクスをドワーフ水槽に一時引越。。

微生物はミジンコとスネールで、スネールはガラス面やボルヴィディスにポチポチポチポチと数えられないくらい、(-_-;)  で、ミジンコはドワーフにくっついたりしてドワーフが痒がって暴れるくらいです。。

結果から先に申しますと、、1日でほぼ完食!!(^.^)
“バジスはスネールイーターと呼ばれるほどスネールを食べない”、なんてことをどこかで読んだことがあったので、スネールに対してはもとから期待はしてなかったのですが、、意外にも(?)ものすごい食べてくれました。。バジスの種類、スネールの種類によるのかな。

スネール捕食の瞬間を見ないとどうも気が済まなかったので、バジス投入の翌日に運良く(?)生き残っていたスネール(ガラス面の最下部、砂利に潜っていた)を上まで運んでくると、、バジスが近寄ってきてなんの躊躇も無く…、パクリ!! (^.^)

今回食べてくれたスネールは上左の白いスネールです。スネールは減らないだろうという予想で、ドワーフ水槽のバジス投入前のスネール写真がなく、他水槽の同じスネールを撮影しました。あ、どの水槽も同じスネールがいますが、(^_^;)、餌をボロボロこぼすドワーフの水槽が一番発生が酷かったので嬉しい。。っていってもドワーフにとってはいい残餌掃除屋だったのかもしれないけど。

再び引越し

水草水槽もどきを立ち上げてみたのですが、水草に付いてきたスネールが大量!
でも、もう手で取ったりはしません。
バジス投入♪
1日で殆ど消滅。。
上記のような白いスネールに加えてカタツムリ風なスネールも居たのですがこちらも完食〜。
この水槽もソイルなので水質は弱酸性〜弱アルカリ性まで
広く許容されるようです(中性〜弱アルカリ性が調子が良いと言われていますが)。


さて胡散臭い(?)このカップルですがその後です。
今までと異なる行動を見せ始めました。
やけに仲が良いのです…。
ま、最初の頃のようにいじめられることはなくなっていたのですが
それは他魚が居たりして気が散っているせいだと思っていました。
オス候補がゆらりゆらりとメス候補に近づいて行くんですよ。。
オス候補の胸鰭あたりをつつくような行動も。
今まではメス候補がオス候補の後を付いて行くことはありましたが
逆はありませんでした。

もしかして本当にメスなの!?
なんてことを思って違ったら嫌なのでまだ候補以上には扱いません。(^^)

左がオス候補、右がメス候補です。
活きイトメをやっていたせいか一回り小さかったメスが
オスと大体同じくらいの大きさに成長していました。